監査役とは、法人の会計や取締役の業務執行を監査する人です。取締役や取締役会のお目付役、というのが分かりやすい表現でしょうか。
監査役になるための条件などは特にありません。誰でもなることができますが、取締役と兼任することはできません。たとえば家族経営の会社の場合は、お父さんが代表取締役、息子さんたちが取締役、お母さんが監査役、といったことはよくあります。
なお、監査役には、会計監査と業務監査と言うふたつの仕事がありますが、非公開会社の場合は、仕事の内容を会計監査に限定することも可能です。
監査役をおく場合には、定款にその旨を定め、登記する必要があります。また、取締役会を設置する場合には、原則、監査役をおかなければなりませんので、取締役会をおきたい場合には、誰に監査役をお願いするか、予め決めておく必要がありますね。
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